カラーコンタクト(カラコン)について カラーコンタクトは安全でしょうか? カラーコンタクトは日本国内で販売されている商品は全て厚生労働省より高度管理医療機器として承認を受けたものだけですので安全です。 ただ、海外から個人輸入で購入したものは日本国内で高度管理医療機器として承認されたものとは違いますからその安全性には保障がありません。 なのでカラーコンタクトを通販で購入するときには国内製品の通販ショップか確認したほうが安心です。 国内の承認を受けた商品なら必ず医療用具承認番号があるはずですからサイトを見て確認してください。 当然ですがレンズマルシェは国内正規品のみの販売ですからご安心ください。 カラーコンタクトの色素は溶け出てこないのですか? 日本国内で販売されているカラーコンタクトは全て厚生労働省で高度管理医療機器として承認を得て作られたものになります。 当然、安易に色素が溶出したりすることはありません。 また、仮に溶出したとしても身体に害を及ぼすことのないように色素自体の毒性もチェックされて安全な色素だけを使うようになっています。 なので通常色素が溶けて出てくることはないし出てきても安全な色素ということになります。 ただ、気をつけることがあります。 ワンデーのカラーコンタクトは使ったら絶対に捨てて新しいものに交換しなくてはいけません。 ワンデーは使ったら捨てることが原則ですからクリーナーをつけて擦ったり、保存したりするようにはできていません。擦ったり保存したりすれば色素が出てきてしまうことはあります。高度管理医療機器としての承認もワンデーについては擦ったり保存したりすることは考慮していません。 ワンデーカラーコンタクトは使ったら捨てて新しいレンズに交換しましょう。 カラーコンタクトのDIAと着色直径は違うのでしょうか? DIAとはコンタクトレンズの直径のことを言います。カラーコンタクトにおいても同じです。 着色直径とは色のついている部分の直径のことです。DIAとは違いますね。カラーコンタクトはカラーの着色部分がレンズの周辺部の一番外側まであるわけではありません。カラーコンタクトの周辺部の一番外側の0.1~0.2mmは透明なのです。これは周辺部はベベルとエッジと言って薄くなっていて色を着けることがことができないのです。ですからDIAが大きいからと言って色のついている着色直径が大きいとはいえません。中にはDIAは大きいけれど周辺部の透明部分がいっぱいあって着色直径が小さいものもあるからです。 普通の使い捨てコンタクト(透明)とカラーコンタクトは処方が違うのですか? 透明の使い捨てコンタクトとカラーコンタクトはカラーがついているかどうかをのぞけは基本的には同じものです。 なのでBCやPWRやDIAも本来的には同じものになるかと思います。ただ、実際に各メーカーのカラーコンタクトのデータを調べてみるとBCはやや小さくなりDIAはっや大きくなります。BCが小さくなるのはカラーコンタクトの動きを小さくすることでレンズの中心部と瞳の瞳孔部分を合わせるためです。 レンズ動きが大きいとずれてしまって瞳孔部分をレンズのカラーで覆ってしまい見えなくなるからです。 またDIAが大きいのは、おしゃれとして瞳を大きく見せるためですね。デカ目効果を出すためですね。通常の使い捨てコンタクトは13.8~14.2mmですがカラーコンタクトは14.0~14.5mmくらいです。ただ中にはカラー部分はそれほど大きくなくて周辺部の透明部分が大きいことでDIAを大きく見せているものもあります。目を大きく見せたいならちゃんと着色部分の直径で考えないといけませんよ。 1年使用のカラーコンタクトがありますが、そんなに長く使って大丈夫でしょうか? 1年用のカラーコンタクトはメーカーがイノバビジョンという会社のレンズだけです。 高度管理医療機器の承認は特に期限が定められていないコンベンショナルレンズとしてのものなので1年使ってはいけないということはありません。 でも実際は汚れが蓄積して来たりキズが多くなって安全性は使用期間が長くなるほど下がってきます。 けっこう1年タイプのカラーコンタクトでも3カ月や半年で交換されている方も多くいます。 ですから1年だから1年使えるということではなく、うまく使って最長が1年と考えて調子が悪くなったら早めに交換しましょう。 乱視用のカラーコンタクトはありますか? 今のところ乱視用のカラーコンタクトは国内では販売されていません。 乱視用のカラーコンタクトの登場が待たれますね。 カラーコンタクトは眼科で処方してもらえますか? 最近はカラーコンタクトに対して理解のある眼科の先生が増えてきているように感じます。 でも、まだまだ『カラーコンタクトは危険だ』とか『なぜそんなものを使うのか』といった眼科の先生が多いのも現実です。 昔からですね。 40年位前にコンタクトレンズが登場したころには『コンタクトなんて目に入れて危険だ!メガネにしろ』 25年位前に使い捨てコンタクトが登場したら『捨てないで使い続けたら危険だ!使い捨てはだめだ』といわれました。 もうしばらくすればカラーコンタクトもちゃーんと市民権を得られますよ。待っててね♪ それで答えですが、眼科によっては処方してもらえるかもしれないし、処方してもらえないかもしれないです。 そこで眼科に行く前に電話してみましょう。 『カラーコンタクトを作りたいのだけど処方してもらえますか?』て だめならだめで気にしないで他の眼科さんに電話してみようね。 中にはきっと理解のある先生もいらしゃるからね。